性分化疾患新生児:男女の判定にガイドライン 症例調査へ
こんな記事があった。記事の内容自体に特に言うことはなく、喜ばしいことだなあ、などと思ったのだが、この記事についたはてなブックマークのコメントに「ん?」と思ったんで。
『ブコメで既に言われてるあたりのことももっともだし、「性分化異常症」ってまた配慮のない名前を‥‥。せめて「不全」くらいにしておくれよ』
『そもそも「男女どちらかに決めなければならない」という事が前提になっているのに違和感。』
『 性が分化しないのは疾患であるとする方がよっぽど差別的』
遺伝子的な問題でもなく薬でほとんど普通な人になってきたとは言え一応性分化疾患当事者である俺から言わせてもらうと。少なくとも俺が育ってきた環境では男か女でなければ受け入れてもらえない。男か女か。そういう社会が悪いのかどうかはわからないけれど少なくとも現実的にそうなのだから仕方がない。この仕組みというか考え方を変えるのって相当しんどそうだし実際無理だろ。そういう環境で育ってきた以上その環境に自分をあわせる、つまり完全な男になる方が楽、というかそう望んでるんだわ。呼び方に配慮がないとかで他の人が言い換えるのは別に構わないけれど俺自身はこの状態を異常だと認識しているよ。
「疾患」とするのは差別的だからと、男と女の他に第3の性が同じ地位として存在するような社会は俺は想像できないしそんな社会になったとしても俺は男であることを望むだろう。何故なら俺自身の性自認ははっきりと男だからだ。身体がちゃんとした男ではないだけだ。そこがトランスジェンダーな人と全く違う。トランスジェンダーでかつ性分化疾患な人もいるが、少なくとも俺のようなホルモン系の異常による性分化疾患の人は性自認はどちらかにはっきりしてる印象を受ける。
ゲイでもレズでもトランスジェンダーでもアセクシャルでもなく、「差別的」な考え方で申し訳ないが俺としては立派な病気だよこれは。