以前、インターセックス「のみ」の当事者は当事者同士で交流をする意味がないという趣旨の記事を書いた。これは一種の恥ずかしい障害でありできるならばすぐに治したいと考えている人が多く、他の性的マイノリティのように「ありのままの自分を認めてくれる人」を必要としないからだ。でもインターセックスと言っても幅広く、俺のように注射さえ打ち続ければおそらく健常者とほとんど変わらない人もいれば、染色体レベルでの問題がありある意味治療は難しい(治療しても意味がない)人もいて、そういう人はその自分を認めてくれる人を求めるかもしれない。
ここまでは、これまで書いたとおり。実際、今でもこの認識はほとんど間違いないと思っている。ただ、最近ちょっと考えが変わってきた。放置気味なこのブログだけど、ちょくちょく「性腺機能低下症」や「インターセックス」等のキーワードで訪れる人がいる。そしてたまにメール等で相談してくる人がいる。こんな糞ブログにまで情報を求めてくるってのはやはり情報が圧倒的に足りないからだろう。そもそも自分の状態がこう呼ばれていることもわからないでおろおろしてる人、結構いそう。ただ、それ以外の理由として、「同じような悩みを持つ人と話したい」ってのがやっぱりあるんじゃなかろうかと。当事者同士のコミュニケーションってのもある意味情報だけど同じ扱いにするにはちょっと特殊だ。
うむ。だから、当事者のための情報主体の交流グループみたいなものはあってもいいんじゃないかと。(これいつか言ったような気はするが)。自分の身体について不安で不安で悩んでる人が俺のブログにまで情報を求めにくるようじゃダメだろ。でもそういう自助グループ的なものがあったとしても、これまでの他の性的マイノリティのグループと恐らく決定的に違うのは、ゲイやレズやトランスジェンダーの人たちと交流することはないだろうし、啓蒙的な活動をすることもないだろう。ひっそりと当事者同士でやってくだろうね。基本的にこれはとてもデリケートな問題で、トランスジェンダーで性転換等をやってる人は別としてゲイやレズの人は基本的に健常者だから。
ただ問題は、当事者自体が全員健常者ではなく、精神的にそんなことする余裕がなかったり、そもそも数が少なすぎてやろうとする人いないことだな。そして卑怯なことにこんな記事を書いておきながら俺もあまりやろうとは思わない。情報を求めるだけで精いっぱい、とは聞こえがいいが要は面倒だから。まあそれだけの情報を持っていないことも事実なのだけど。まあ別に誰かが奮起しなくたって2chのスレのようなものがもうちょっとあるだけで少しは変わってくるだろう。。結局のところ自分では絶対やろうとしない卑怯な人間の無いものねだりであった。
あ、胸毛生えてきました。薄いけど。