今日、シラバスを取りに大学へ行った。んで、配布されてる教室で机に腰掛けて読んでると友人が現れた。そいつとは春休みの間全く会わなかったので結構久し振りな再開なわけだが、会って早々「ちょっと声低くなったね」って言われた。おお。自分でもちょっと違和感を感じてたような気がするが、確信はしてなかった。でもやっぱ声変わってたんだな。他の人の体験談とか読む限り、最低でも半年は何も起こらないだろうな、と思ってたので驚いた。
さらに。陰毛が生えてきたw。東京行く前からかな。性器の上、寧ろ下腹と言って差し支えないのではないかと思うところあたりから。性器自体は流石に全く変化なしだけどね。うーん、おもしれー。たった0.6mlの液体を週に2度注射するだけで、いろんな変化が起きてきた。チン毛も生えてきた。男ってなんなの。
んで。
GIDmediaの交流会に参加してきた。
いやー、いろんな人がいた。いろんな人が。のべ15人位だったかな。MtF、FtM、また、そんな枠に収まらないトランスジェンダー。普通にスタッフ(サポーター)にはストレート?な男の人もいたのだけど、彼自身が「ここでは自分は一番マイノリティです」って言ってたのが印象的だった。
甘えなんかじゃない
骨格的に言って、MtFってのはFtMと比べてやっぱわかりやすい。でも、外見上わかりやすいだけで仕草だとかは普通に女性なんだよね。定義的にそうなんだから当たり前っちゃあ当たり前なんだが。2chとかで「性同一性障害は甘え」みたいなネタスレが時々立つけど、それはやっぱ間違いだわ。なんというか、中身が「女の人」なんすよ。中二病的なものとはなんか次元が違う、そう実感した。
個々を尊重した世の中
また、MtFでもFtMでもないトランスジェンダーの人とも話した。その人は「男だから、とか女だから、とかそういう目からまず自分を見てほしくない」、「男女ではなく個々を尊重した世の中になるような活動をしたい」と言っていた。うむ。不完全でも男として生きてきた俺としては正直やっぱりようわからん。一般的に男と女に社会的に性はわかれている以上、そういう世の中は難しい、とも思う。卑怯な言い方かもしれないが、でもこの人が言っていることを俺は否定はしない。今までのこの社会に格別俺は不満を持っていないわけだけど、この人が言うような社会も別に俺にとって害にはならなそうだからだ。むしろ外見的に完全ではない俺にとっては好都合な部分もあるかもしれない。違和感。
これは必ずしも俺がこの病気だからってわけではないと思うのだが、自分とこの人たちとはなんか違う、と感じたが一つ。恋愛話。ちょっと方向性とか嗜好とかが違うかもしれないが、基本的にこの人たちは「恋をする」。各々それなりに色々経験してきて思い人がいたり相方がいたりするわけだ。うむむ。俺にはそれが理解できない。
これは、俺の育ってきた環境もある程度起因していると思う。今思えば小学校の高学年の頃、そろそろ異性というものに興味がわいてきた同級生のノリに微妙についていけなくなりはじめていた。そりゃカワイイって思う人はいたがそれは性欲とは無関係だった。そのまま中高一貫の男子校に入ってしまったから大変だ。しかも中学3年間は寮生活。ある意味異性とは完全にシャットアウトされた時期だった。それはつまり問題の先送りでもあり。もちろん普通に完全に男として順調に育ってきた同級生はこそこそそれなりな男らしいことをしてたのだけど、実際に周りに異性がいない以上俺にとっては現実逃避できるレベルだった。
そうやって生きてきて、今。恋愛というものをしたことがない大学生(22)が出来上がった。 恋愛をするということが人間的に成長したことの証しならば、確実に俺はガキンチョだ。例えこれからの治療で身体的に性徴できたとしても、精神的に成長しなければ、俺は結局このまま一人で生きることになるだろう。別にそれでいいならばそれでいいのだが、俺はそこまでクールでも孤独が好きでもなく。しかし恋愛について自分の思うところを書くと糞恥ずかしいのは何故だぜ。
ともかく。
いつもいつも俺は馬鹿の一つ覚えにこれしか言ってない気がするが。いい経験をした。すごい勉強になった。できればまたこんなのに参加していきたい。別にセクシャルマイノリティの集まりじゃなくてもいい。とにかく俺はいろんな人と話をしなきゃにゃらんわ。




