2009年3月24日

治療をしない、という選択肢。

いつかの記事で自分は変わりたい、なんて言ってたけど。ほんっと「今更」って言葉、何度使ったか分かりませんが、今更ですが「このまま治療を続けるべきか」悩んだりしてます。

理由は一つ、変わるのが怖い。最初は違和感を覚えてもじきに慣れるだろうと最初は思ってたんだけど、これまで注射を10回してきて、だんだん不安になって くる自分に気づいた。これはナルシズムから来るものではないと思う。自分の今の体が好きなのではなく、変化そのものが怖いんだ。しかもこの変化は不可逆と きた。

でも二次性徴を起こさせないと子供はつくれないしサークル仲間と風呂に入ることもない。で、待てよ?と。「俺は」どうなんだ?「親は孫の顔見たいだろう な」とかそんなんじゃなく、俺は?誰かのために、何かのために、それだけでこのままやっていったとしたらあとで必ず後悔する。そういうことを考えていた ら、わかんなくなってきたんですね。

俺は。散々このブログで言ってきたように二次性徴が発現するのが「怖い」一方「楽しみ」でもあります。髭も剃ってみたいし人並みの筋肉も欲しい。でも、そ れは自分がこの病気だとわかり治療をすることになってから湧き上がってきた思いなんですね。俺は状況にのせられやすい性格もあって勘違いしてましたが、元 々そこまで気にしてたわけじゃない。

元々気にしてたわけじゃない、というのは関係なく今どう思ってるのか、それが大事なのかもしれません。やっぱり陰毛は生えてもらわなくっちゃ困るし性欲な いくせに性器も人並みになってはほしいです。でももし、自分の中で「怖い」が「楽しみ」に勝ってしまうなら、治療しないという選択肢もあるような気がして きました。少なくとも今は。

本来こういうことは治療の前に考えるべきことでした。そこらへんは反省。ただ、これは治療を始めたことでわかってきたことであるのも事実。俺のブログを見 てくれている方でこの病気でまだ治療をしてない方なんているのかわからないけど、もしそういう人がいるなら、よく考えた方がいい、と以上を踏まえてアドバ イスしておきます。

俺は馬鹿なのでこういう記事書くと自己暗示で「治療しない」方向で考えていく性格です。だからよく考えなくちゃいけない、ほんと。なんかこのブログの数少ない読者さんを振り回してばかりな気がします。こんな優柔不断な性格ですみません。

#補足
今回の記事を書くにあたりtwitter-erの方にとても参考になるアドバイスをもらいました。というかこの記事はその受け売りなだけです。感謝。

6 comments:

yaki さんのコメント...

怖いという気持ち、すごくよくわかります。実際、体や声の変化や性欲が出てくると意識的な部分で以前とは違った感じがして喪失感・・・ていうんですかね。何か失ってしまったような感覚にも陥りました。でも、その分だけ得るものもあると思います。男を自認している限りはやはり男でありたい。今も治療を続けているのはそういう意識があるからだと思います。

まだ大きな変化が現れないうちは、変化がないことに対する不安なども付きまとうとは思うのですが、やはり少しの変化を楽しむようにしてはいかがでしょうか。まぁ、治療を続けているとこれも一部マンネリになり、「楽しむ」よりも「習慣」になってしまうところもあります。これも不安感が勝ってしまう要因にもなりがちです。それでも治療は間違いじゃない。

私は30からの治療でしたので、もっと若くから勇気を持てていたら・・・と考えることもあります。ただ、今まで歩んできた人生それなりにやってきたので、後悔はしていません。恋愛などに関しては完全にオクテになっていますが、今から青春してやろうという気持ちですw

そういう意味ではのーまんさんは私よりずっと早い段階で治療を始められたので勇気があると思います。これまでも真剣に向き合っていて見習いたいです。

私はコメント書くだけの無責任な存在ですが、今の立場から治療は続けた方がいいと思います。変化が現れたあとも悩みどころの多い病ですので、向き合うことが大事だと思います。

ウォダ さんのコメント...

治療をしてまもなく9ヶ月。
声が若干低くなり、陰毛も生え髭も生えてきて、
ペニスも勃起8センチと大きくなってきた(それでも人並み以下)。
(ちなみに治療前は勃起3センチ)
そんな僕が言えるのは、
治療し続けてよかったということ。

ゆっくりですが、しかし確実に大人へ変化している毎日が
楽しいです。
9ヶ月経ってまだこの程度と言われればそれまでですし、
長期にわたる治療は大変だということは分かりましたが、
それでも「大人になる」という見返りは、すごく大きいですよ。

肩幅ががっちりしますし、
筋トレすればするほど筋肉付きますし、
何より女の人から「男らしくなった」と言われるようになります。
二次性徴がなければできなかった、フェロモンができた
ということです。

のーまん さんのコメント...

返信遅くなってすみません。
二方まとめて返信します。

ある程度治療をされている方の「それでも治療をは間違いじゃない」「治療し続けてよかった」というお言葉、とても参考になります。

ウォダさんの書かれた文章を見てるだけで、やっぱ変わりたいなあ、という思いがわき出てきます。でもその一方、しつこいですがそれが怖かったりします。

yakiさんが仰るように、俺はその怖さと向き合うのが怖くて逃げているだけなのかもしれません。

M=264 さんのコメント...

無理するのはよくないと思うけど
せっかくここまで来たんだからもうちょっと頑張ってみたら?

病院に行く勇気だけでもすごいと思うw
(僕病院にすら行けないもんw)

のーまん さんのコメント...

>M=264
久しぶりー

まあ、ね。治療費もったいないしねーw

病院行くのに勇気なんていらないと思うよ。行きたくなけりゃ無理して行かないでいいと思うし。ある意味、病院行かないで現実逃避し続けてたらどうなってたんだろな。いつか遅れて第二次性徴がおきる、と死ぬまで信じてたかも。

匿名 さんのコメント...

難しいですね。
人生の分岐点ではあるって思います。
普通とはちょっと違う身体。
それがのーまんさんの個性でもあるのですね。
不可逆だから迷っちゃうのですね。
だからこそ、GIDの方の場合の治療には、しっかりした
ガイドラインがあって、カウンセリングに基づいて、本人の
本心を確認しながら実施しているのですね。

悩むのは当たり前で、今更って事は無いと思います。
言葉とか情報で知っていても、イザ本当に実施するのとは
当然違うでしょうし、変化を目の当たりにしたら、びっくり
するのでしょうね。

性自認が男性ですから、性欲とか筋力は、男らしさの特徴
だから、欲しいとは思っているのでしょうか?
男性で筋力無いと困りますね。
スポーツでは、ハンディになります。
治療は早い段階での方が良いって、思います。
後だとあまり変化しないかも知れません。

でも、今の自分らしさで生きて行くのに違和感なくて、男性
と比較してハンディあっても平気なら。

治療を今後維持しないと、子供を授かる事は出来ないのでしょうか?
子供の存在って、命を平気で子供の為に捧げられるくらいに
可愛い存在です。親にとって。

でも、結婚とか子供とか、お風呂の事って、あくまでも
それだけが選択原因ではないですね。
ついでに、でしょう。

心とか精神が望んでいる事に身体を一致させるのでしょうか?
今の世論、まだまだ、性別的に普通じゃないと、受け入れられない世の中です。

男性として、結婚し、子供授かりたいなら、治療するべきで
早くですね。
女性にもてたい(男性として普通に全て見られたい)って思う
なら、男同士で普通に楽しみたいって思うなら
治療でしょうか?

追記
自分の状況とは違うので、あくまで、わたし個人の主観で
言っています。

by 麗

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