2009/07/06

子供ほしい?ほしくない?

18~34歳半数 子ども欲しくない
京都市調査「出産、育児に費用」 
京都市は、2010年度から5年間の新しい子育て支援計画を策定するために実施した「結婚と出産に関する意識調査」の結果をまとめた。「子どもが欲 しくない」と回答した人が半数近くに上り、理由として「出産・育児などにお金がかかる」など経済的な理由を挙げる人が目立った。

 調査は子育て支援計画策定の資料にしようと、昨年12月に18~34歳(同4月1日現在)の市民6500人を対象に実施し、2140人から回答があった。

 回答者のうち、結婚していない人は1252人で、結婚しない理由(複数回答)を聞いたところ、「結婚したい異性に巡り合えない」が38.5%と最も高く、「結婚後の経済的な生活基盤に不安がある」(32.3%)などが続いた。

 また、「子どもが欲しくない」と答えた人も970人に上った。理由は「出産・育児などにお金がかかる」が45.7%と最も多く、「育児と仕事の両 立が困難」も20.2%だった。子どもを持つために求める条件は「子育て・教育費の負担軽減措置」(40.4%)がトップだった。

 市児童家庭課は「結婚や出産を希望していても、経済的な不安から踏み出せない人が多い。調査結果を今後の子育て支援施策に反映させたい」としている。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009070600043&genre=O1&area=K00

ふむ。

別に「欲しくても作れない人がいるんだぞ!ぷんぷん!」とか言ったりしないよ。むしろ俺も自身としては欲しくない気持ちも結構あるし。小さい子ってかわいいけど世話が大変だもんね。自分の性格上、途中で投げ出すわ。そういう意味では「自分の子だけど世話は人任せ」って批判されるかもしれないけど結構興味あったりする。でももしそうしてもその子は俺のことを親だとは認識してくれないだろうね。恨まれさえするかもしれない。

この記事読んで思い出したんだけどさ、この前、同期の友人とサシ飲みしたんだよ。サシ飲み。それなりに飲んで、いい気分になってそろそろ話すネタもつきかけたかな、といったところで突然ヤツがこんなこと聞いてきやがった。

T「ところでさ、お前子供欲しい?」

俺「あー・・・今の段階ではいらねーかな。責任が持てる自信もないし。」

T「そか。俺は欲しいな。」

俺「ほう。」

T「機会あるなら今すぐにでも。」

俺「は?」

T「まあ相手がいないんだけどw」

俺「いや、今俺ら学生じゃん。もし相手がいたとして、金とか育児とかどうすんの?」

T「なんとかなるってw」

俺「なんねーよ、アホかw」

T「いやさ,子供を持つってもうヒトとしての使命じゃん。親から受け継がれてきた血も絶やしちゃいけないしさ。」

俺「いや、でもさ」

T「今じゃないとしてもお前も子が欲しくて治療してるんだろ?」

俺「ん・・・。治療してはいるけど実際持ちたいかと言われると微妙だなあ。」

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というわけで。このTってやつはかなり常識から外れた思想を持っているがそれにも慣れたと思ってたのだけれど、さすがにこの時は驚いた。学生真っ盛りな時に「今すぐにでもできるなら子が欲しい」って言うやつがいるとは。普通この年代って性欲満たせてればそれでいいんじゃないの?

でも、よく考えれば俺ももう22なんだよな。Tは20。二人共とっくに子を作ることが法律的に認められている。子作りするかどうかは別として、先輩には卒業と同時に婚約したりする人もちらほら。そういうことも、もう遠い離れた世界のことじゃないんだな、と。

現段階で俺が治療してるのは「より男らしくなるため」。「男らしい」ってのに「生殖能力」ってのは入ってるかもしんないけど、自身としてはそんなに重きをおいてない。ただ、作れないよりは作れた方がいいだろう、って話で。

・・・子孫、か。俺はまだそんな生命としての使命を感じてはいないなあ。

2009/06/28

自己注射の仕方

最近さぼってんなー。

以前言ったように今は週に1回ペース(日曜日)での注射中。んで、今日も朝のうちに打ちました。ちょっと痛かった。で、ふと思ったんだけど、これって本当に脂肪だけに注射できてんのかな。結果として俺に二次性徴が発現してきている以上、そうひどく失敗してるわけではないだろうが。

で。

汚いものをいきなり見せて申し訳ない。俺のたぷたぷとした腹だ。毛も生えてきてるね。で、普段俺は☆のマークのとこらへんから水平に針いれて注射してる。腹とか尻にはたっぷり皮下脂肪があって、こうやってつまむことで脂肪だけをピックアップできる。そこに注射する、と。

どうなんだろな、ちゃんと注射できてんのかな。俺は不器用でかつ面倒がりなもんで、時たま少しの空気は無視してそんまま注射してしまっている。脂肪に注射できてるんなら、間違って空気を注入してもすぐ吸収され問題無いのだそうだ。でも、最近大学で解剖習いだしてるんだけど、ここらへん皮静脈たくさんあるよね。それは大丈夫なのかな?間違って血管に注射しちゃってたりしないのかな?空気入ってなきゃ血管に入ったって問題はないし安全だからこそこの自己注射という治療も認められてるんだろうけどさ。

2009/06/15

NHKの海外ネットワークを見て。

どもども。

身体、大分変わってきた。主に毛が生えてきた、ってか声以外それしか変わってない。会う人会う人「声変わったねー」「髭生えたねー」。スカイプで親と話しててもまず髭について言われる。体重増えたけど筋肉質になったような実感は全くわかず。ま、運動してないから当然だね。PCが友達ですから。この前、ふと思い立って急に1時間ジョギングしだしたら2週間目で股関節痛めてその後きっぱりやめてしまったほどのへたれっぷり。性欲未だないが、こんな男らしくない男とつきあいたいって人いるのだろうかw

 今日、NHKの「海外ネットワーク」でアメリカの同性婚論議についての話題が少しありまして。どっかの州で同性婚が認められたらしい。ただ、あくまで州単位であって連邦としては認めてない、というややこしいことになってるみたいっすね。

んで、キリスト教の熱心な信者の方々が反対するわけですよ。そこらへんが日本と違ってて面白い。日本ではそういうものに反対すると「人権侵害だ!」と言われるので腫れものに触る感じでとりあえずその存在は認める、というパターンが最近は多いように思うのだけれど。国としては認めてないけどね。

しかしアメリカでは堂々と否定する人が多い。「家族の形が崩れる、子供には父と母が必要だ!」。うん、たしかにその意見は一理あるな、と。もし親が男だけ、とか女だけ、とかだったらたぶん子供は荒むだろう。でも、同性カップルが養子持つなんてそうそうないだろうし、他人事なんだからある意味自己責任でしょ。意見として反対するのは思想の自由だけど、議員に働きかけてまで制度撤廃等を望む人ってなんなの。宗教というか信念ってそこまで人を動かすものなのか。

番組中で反対側の人が「神様が結婚は男と女がするものだと決めた」みたいなこと言ってたけどそれはキリスト教における神様でしょ?キリスト教を信じるのは勝手だけどそれを人に押し付けるってどうなのよ。そりゃ信じてる側からすればそれが唯一正しい世界なのかもしれないけどさ。宗教であることにすぎないことを認識すべきだよね、それは普遍的な価値観ではない。

・・・とか思ったのだけど、よく考えればどれが宗教でどれが宗教じゃないのだろう。考え方でもあるし概念でもあるし倫理感でもあるし。俺がこう考えてることだって俺自身の宗教なわけですよ、ある意味。キリスト教とは規模というか普遍的かそうでないか、程度の差しかない。そう考えると「宗教を議論に持ち込むな」ってことはそれ即ち何も考えるなってことになるな。だからこの場合は考え方を「押し付けるな」ってことになるな。しかし反対側の人にとっては彼らこそ押し付けられてる側なのだろう。嫌なら嫌でいいから、ほっておいてくれ、と簡単にいったら苦労しないわけで。ほうっておくこと自体に不快感を抱いてしまうんだよな、その人の宗教、考え方によっては。だから宗教同士の争いは絶えないのだろうし。

結局結論としてどうしようもないよね、ってことになったわけだが。俺の悪い癖だな。最初からなんか意見を持って記事書き始めたわけではなく、とりあえず書いてみたかったので書きあげたらこれだよ\(^o^)/しかも読み返してみたら当たり前のことだらけじゃないか。何をいまさら、と。

それでも一応まとめるならば人は、「他人は自分とは考え方が違う」って当たり前のことを忘れがちだ。いや、認識してても自分色に染めたいのかもしれないな。だから人はもうちょっと自分以外のことに無関心でいられたら、もうちょっとこの世界は平和なのかもしれないな、とわけわからんことを考えつつ。

2009/06/03

診察報告。順調、ですかね。

どもー。

診察報告。前回した血液検査の結果がでた。テストステロンがちょっと多すぎるみたい。1030程度までが基準値のところ、1700だった。ってことでこれまで週2回注射だったのを週に1回に。量は変わらず。量を今までは3000のところだったのを2000にしてもよかったのだけれど、そしたら毎回もらった薬半分以上捨てることになって費用面で無駄が多いので。これで単純計算、今まで月にかかってた費用が半分になるな。よしよし。次の診察も今度は2か月先の7月29日。むー、授業終わったら即帰省しようと思ってたのでこれはちょっと残念か。

あと、睾丸の検査もした。いきなり「ちょっとそこに横になってズボンとパンツ脱いで」だもん、焦ったぜ。治療前は容積6ml、現段階で12ml。順調に成長してるとな。自分では全く変化ねーな、と思ってたので驚いた。ちなみに一般的な成人男性の睾丸の容積は20~25mlらしい。まだまだだな。そういえば陰茎の長さも測られたな。そっちは何も言われなかったけど。でも陰茎はそんなに期待しない方がいいだろうな、いい噂聞かない。

その他、女性化乳房について聞いてみたのだけれど、治療してくうちに戻るそうで。いや、微妙に気になってたんだよね。Tシャツ着ると目立つし。ま、不摂生な生活による肥満も一因だろうが。体重は68.7kg。相変わらず肉が顔と胴に集中したアンバランス体型。

こんなところですかね。

あ、診察終わった後「お大事に~」って看護師さんに言われた。俺は別に健康的に害があってきたわけじゃなく、普通に現在進行形で健康なわけで、ちょっと違和感。でもイチャモンだわな。「患者一人ひとりの病態に合わせて言うこと変えろ」なんて無茶ですな。

2009/05/24

需要と供給・自助団体・またもオチなし

お久しぶりです。

以前、インターセックス「のみ」の当事者は当事者同士で交流をする意味がないという趣旨の記事を書いた。これは一種の恥ずかしい障害でありできるならばすぐに治したいと考えている人が多く、他の性的マイノリティのように「ありのままの自分を認めてくれる人」を必要としないからだ。でもインターセックスと言っても幅広く、俺のように注射さえ打ち続ければおそらく健常者とほとんど変わらない人もいれば、染色体レベルでの問題がありある意味治療は難しい(治療しても意味がない)人もいて、そういう人はその自分を認めてくれる人を求めるかもしれない。

ここまでは、これまで書いたとおり。実際、今でもこの認識はほとんど間違いないと思っている。ただ、最近ちょっと考えが変わってきた。放置気味なこのブログだけど、ちょくちょく「性腺機能低下症」や「インターセックス」等のキーワードで訪れる人がいる。そしてたまにメール等で相談してくる人がいる。こんな糞ブログにまで情報を求めてくるってのはやはり情報が圧倒的に足りないからだろう。そもそも自分の状態がこう呼ばれていることもわからないでおろおろしてる人、結構いそう。ただ、それ以外の理由として、「同じような悩みを持つ人と話したい」ってのがやっぱりあるんじゃなかろうかと。当事者同士のコミュニケーションってのもある意味情報だけど同じ扱いにするにはちょっと特殊だ。

うむ。だから、当事者のための情報主体の交流グループみたいなものはあってもいいんじゃないかと。(これいつか言ったような気はするが)。自分の身体について不安で不安で悩んでる人が俺のブログにまで情報を求めにくるようじゃダメだろ。でもそういう自助グループ的なものがあったとしても、これまでの他の性的マイノリティのグループと恐らく決定的に違うのは、ゲイやレズやトランスジェンダーの人たちと交流することはないだろうし、啓蒙的な活動をすることもないだろう。ひっそりと当事者同士でやってくだろうね。基本的にこれはとてもデリケートな問題で、トランスジェンダーで性転換等をやってる人は別としてゲイやレズの人は基本的に健常者だから。


ただ問題は、当事者自体が全員健常者ではなく、精神的にそんなことする余裕がなかったり、そもそも数が少なすぎてやろうとする人いないことだな。そして卑怯なことにこんな記事を書いておきながら俺もあまりやろうとは思わない。情報を求めるだけで精いっぱい、とは聞こえがいいが要は面倒だから。まあそれだけの情報を持っていないことも事実なのだけど。まあ別に誰かが奮起しなくたって2chのスレのようなものがもうちょっとあるだけで少しは変わってくるだろう。。結局のところ自分では絶対やろうとしない卑怯な人間の無いものねだりであった。


あ、胸毛生えてきました。薄いけど。

2009/05/15

他人に言うということ。ある馬鹿のお話。

治療しだして、3か月ほど経った。

だんだん、他人にも容易に認識される変化が少しづつ表れてきた。たとえば髭。たとえば声。俺が治療をしていることを知ってる奴はクラスにたくさんいる。男は全員知ってるんじゃないかな。でもそれは別に俺が言いふらしたからではない。最初は極数人に話の流れで言っていただけなのだが、その中の何人かが俺が治療をしてる事をしらない人の前で俺の治療について話題にしてきたからだ。別にそれは問題なく、むしろそれを期待してたぐらいだ。今後知っておいてもらうと都合いい状況あるだろうから。ただ、唯一誤算だったのが、「人間って他人の考えてる事は理解できないし、普段は理解しようともしない」ってこと。

率直に言います。

教室で大声で「チン毛生えた?wwwwwww」って言うのやめてくれorz。もうやだ死にたい。穴掘って飛び込んで土かぶりたい。いや、言った奴を非難するつもりはない。何故なら当然人に言う時にこういったことも覚悟しなきゃいけないからだ。嫌なら言わなきゃいい。人が俺の思ったように動くと思ってはいけないし、そのように動かなかったからといってそれはその人のせいではない。でもさ、これはねーよ。勘弁してくれよ。。。

今俺の体におきつつある変化は「俺が治療をしてる」という事実を知らないままの人も気づいてしまう変化だ。時々お世話になってる飲み屋のマスターや常連さんが、俺の変化に気づきだした。俺はこの人たちに俺が治療してる事を言うつもりはない。クラスの奴らに言うのとは違って、言ってもメリットはないから。だから、この人たちには「二次性徴が今頃来たみたいっすねw」とごまかしている。

でも、それで結局なんとかなってるんだよね。だから、最近思うのだけど、友人にこの病気について言ったのは間違いだったかもしれない。ってか言わないのがフツーなんだよね。あまりにもデリケートな部分を含んでいるこの問題を他人にひけらかすなんて到底できない、それが健全な思考。実際、だからこそ性発達障害の人は、誰にも言えず悩んできたし、これからも自分だけで悩み続けるだろう。だからこの話は、どんな形であれ目立ちたいと思って馬鹿をしたある馬鹿の馬鹿な話である。

2009/05/05

低ゴナドトロピン性性腺機能低下症についてまとめ

今更ですが 、検索で飛んできた人のためにまとめておきます。今まで同じようなこと書いてきたけど一つのまとまった記事があった方がよいと思うので。今後順次訂正、補足していく予定。
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■病名について
低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症(MHH)、下垂体機能低下症、精巣機能低下症、ゴナドトロピン分泌異常症などとも呼ばれます。

■症状
思春期前に発症した場合、二次性徴が発現せず陰茎や精巣が未発達になります。類宦官とよばれる手足の長い体型になるとされていますが個人差があります。思春期以後の発症(脳腫瘍や脳外傷の治療によるものなど)では性欲低下や勃起不全、ひげの減少などが見られます。

■検査
内分泌科もしくは泌尿器科を受診し、視診等を経て血液検査でLH、FSH、テストステロンなど男性の性機能を調節しているホルモンの濃度を測定します。その後、原因部位を特定(視床下部or下垂体)するために2週間程度入院して検査することもあります。

病院は、マイナーな病気のため、大学病院をお勧めします。ただし研修している学生等がいるなど、教育機関でもありますので注意が必要です。

■治療
一般的に視床下部・下垂体のいずれに原因がある場合も、hCG-FSH療法とよばれる注射療法をとります。二種のホルモン製剤(ゴナトロピン,ゴナールエフ)を併用し、それぞれ週に2~3回の注射が必要です。自己注射が可能です。治療により二次性徴の発現、性機能の獲得が望めます。

遺伝子や睾丸に原因がある場合や上記治療の効果が無い場合、挙児の希望が無い場合はテストステロンデポ剤を2~4週間に一度注射します。こちらは自己注射はできません。継続治療をするとネガティブフィードバック作用によ睾丸が萎縮し造精機能を失いますがそれ以外の二次性徴は発現し得ます。

いずれにしても、足りないホルモンを「補充」 してくだけで、根本的な回復を期待するものではありません。ほぼ一生つきあっていかなければいけません。

俺の場合は費用の面から、ゴナトロピンだけを注射しています。これだけでは精子形成には不十分ですが、二次性徴は発現するらしいです。今後結婚し、子供を作ることになった時、ゴナールエフも注射する予定です。その後、テストステロンデポに移行すると思います。


◎最後に
病気かな、と思った場合は恥ずかしがらずに医師の診察を受けて下さい。
悩んでいるだけでは解決しません。

参考というか丸パクリ
【下垂体】性腺機能低下症【視床下部】